【foodable】コンパクトベーカリーとパンミックスコースを赤裸々レビュー!

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  • コンパクトベーカリーで焼けるパンはどんな感じかみてみたい!
  • コンパクトベーカリーの使い心地を知りたい!
この記事でわかること
  • パナソニック専用パンミックスについて>ラインアップ、メリット&デメリット、選び方、食べ比べレポ
  • 気になるコンパクトベーカリーの動作音はとても静か!
  • 実際に使ってわかった!>コンパクトベーカリー使用上の注意点、合わせて使いたいもの

この記事は、foodable(フーダブル)のコンパクトベーカリー&パンミックスコースを実際に使ってレビューする記事シリーズです。

レンタル機器であるコンパクトベーカリー(SD-CB1)と、一緒に届いたパンミックスを使って、実際にパンを焼いてみました。

  • セットで届くホームベーカリー用のパンミックスはおいしい?
  • 他に必要な材料はある?
  • 手間がかかる?
  • 米粉パンや低糖質パンも焼ける?

何度か焼きましたが、専用パンミックスの優秀さに感動!水だけで簡単に絶品焼きたてパンを楽しめる、革命的な商品です。

オーソドックスな食パンはもちろん、プレミアムな食パンや低糖質パンまで、ミックス粉を変えるだけでバリエーション豊かなパンを楽しめます。

今回紹介するパンミックスは、パナソニック以外のすべてのホームベーカリーでも焼けます。

コンパクトベーカリー(SD-CB1)だけでなく、ホームベーカリーを使用している全ての人に参考になるレビュー内容になっていますので、ぜひご参考に!

カオ@ミニベイカー運営者
カオ@ミニベイカー運営者

すぐに試せる簡単アレンジもご紹介!
お好みのパンミックスを選んで、簡単に焼きたてパン生活を楽しんでみませんか。

▼この記事でレビューしているのはこちら

コンパクトベーカリーで初焼きレビュー

食パンミックスを使う場合の手順

今回使うのは、foodableのコンパクトベーカリー&パンミックスコースで届いた、食パンミックススイートタイプ(SD-MIX30A)です。

これをコンパクトベーカリー(SD-CB1)で焼いていきます。

  1. パン羽を正しく取り付ける
  2. ドライイーストを入れる
  3. 専用パンミックス(半量)を入れる
  4. 水を入れる
  5. 【メニュー1 デイリーパン】でスタート

ドライイーストは通常タイプは小さじ1(1g)、早焼きタイプは小さじ2(2g)を計量します。付属の計量スプーンか、デジタルスケールで正確に計りましょう。小袋の半量では多すぎるので要注意!

セットしたら、あとは待つだけ。操作もとても簡単です。

残り時間ではなく、焼き上がり時間を常時表示してくれるため、他の予定を立てやすいのもGOOD!

焼き上がりが近づくと、パンが焼ける幸せな香りが漂います。自宅でパンを焼く醍醐味のひとつですね。

焼き上がったパンを実食レビュー

▲しっかり腰高の美しい佇まい。焼き色も◎
▲ほんわり甘い香りと湯気が立ちのぼる
▲「引きがいい」理想的な生地

お待ちかねの焼き上がり!

焼きたてを豪快に手で割って、味見してみると・・・焼きたて食パン、おいしすぎる!

パンミックス食レポ(SD-MIX30A)
  • クラスト(外皮):クロワッサンやパイのようにサクサク
  • クラム(中身):ほわほわ、しっとり、引きがいい
  • 全体:ほんのり甘くて、焼きたてならではのジューシーさ

焼きたてがおいしすぎて、半斤ペロリと食べられちゃいそうです。冷めてももちろんおいしい。

ミックスと水だけとは思えない完成度の高さ!
本来なら技術も手間も必要な「引きのよさ」もしっかり出ていて、本当に革命的だと感動しました。

パナソニック専用食パンミックスについて

パナソニック専用パンミックスは、2025年5月現在、以下の3つのラインで展開されています。

  • オーソドックス系
  • プレミアム系
  • 低糖質系

オーソドックス系パンミックスは全5種類

商品名食パンミックス食パンミックス(早焼きタイプ)食パンミックススイート食パンミックススイート(早焼きタイプ)ソフト食パンミックス
品番SD-MIX100ASD-MIX150ASD-MIX30ASD-MIX35ASD-MIX62A
原材料小麦粉、砂糖、植物油脂、脱脂粉乳、食塩小麦粉、砂糖、植物油脂、脱脂粉乳、食塩小麦粉、砂糖、植物油脂、脱脂粉乳、食塩、香料小麦粉、砂糖、植物油脂、脱脂粉乳、食塩、香料小麦粉、砂糖、植物油脂、脱脂粉乳、食塩
内容量315g(1斤分)×5袋315g(1斤分)×5袋310g(1斤分)×5袋310g(1斤分)×5袋320g(1斤分)×5袋
備考小分けドライイースト付き
(2.7g×5袋)
小分けドライイースト付き
(2.7g、1.3g 各5袋)
小分けドライイースト付き
(2.7g×5袋)
小分けドライイースト付き
(2.7g、1.3g 各5袋)
小分けドライイースト付き
(2.7g×5袋)
希望小売価格
(税込)
1296円1296円1296円1296円1296円
備考SD-CB1対応(メニュー1 デイリーパン)SD-CB1対応(メニュー3 クイックパン)SD-CB1対応(メニュー1 デイリーパン)SD-CB1対応(メニュー3 クイックパン)SD-CB1非対応

こちらの食パンミックスシリーズは、毎日のパンにぴったりなオーソドックスなシリーズ。

副材料は要らず、水だけでできるお手軽使用で、1斤あたり186円〜とコスパも◎。最もおすすめの旗艦商品です。2025年5月10日時点、市場最安値(参考商品ページAmazon.jp)

「パナソニック・ナショナルのホームベーカリーおよびライスブレッドクッカー用」と記載がありますが、袋に記載の分量さえ守れば、どのホームベーカリーでも使えます

我が家の先代、シロカ製2斤用ホームベーカリー(SHB-512)でも問題なく焼けました。

プレミアム系パンミックスは全2種類

商品名プレミアム食パンミックス【プレーン】プレミアムフランスパンミックス
品番SD-PMP10SD-PMF10
原材料小麦粉、砂糖、植物油脂、脱脂粉乳、食塩、麦芽粉末小麦粉、食塩、サワードウパウダー、麦芽粉末
内容量290g(1斤分)×3袋250g(1斤分)×3袋
備考小分けドライイースト付き
(2.7g×5袋)
小分けドライイースト付き
(2.7g×5袋)
希望小売価格
(税込)
1080円1080円
備考SD-CB1非対応SD-CB1非対応

こちらは、パリ発の世界のトップブーランジェリーであるメゾンカイザーが、国内で初めて監修したプレミアムパンミックスシリーズです。

こちらも、水だけでできてバッチリお手軽。ワンランク上の味わいを求める人、リッチな気分を決めたいときに選びたいプレミアムラインです。

低糖質系パンミックスは全1種類

商品名低糖質パンミックス
品番SD-LCM10
原材料植物性たん白(ドイツ製造、カナダ製造、国内製造)、小麦粉、米粉、ぶどう糖、植物油脂、食塩、乾燥パン酵母/加工でん粉、増粘多糖類、乳化剤、甘味料(スクラロース)
内容量150g(1斤分)×5袋
備考小分けドライイースト付き
(2.7g×5袋)
希望小売価格
(税込)
2484円
備考別途、材料が必要
(卵1個、バター30g)

低糖質パンミックス(SD-LCM10)は、通常食パンより糖質を約60%カットできるパンミックスです。

低糖質パンでは「ブラン(小麦ふすま)」を使用したものが主流。右の写真のように、茶色味を帯びた、独特のクセがあるパンになることが多く、人によっては好みが分かれることも。

こうした一般的なブラン系に対して、この低糖質パンミックスは「非ブラン系」の珍しいタイプで、普通の食パンの味・色をそのままにおいしく焼き上がります。

▼こちらの記事で低糖質パンミックスの特集をしています

【おすすめ1選】ホームベーカリーで焼ける低糖質パンミックス徹底比較!【レシピあり】

【おすすめ1選】ホームベーカリーで焼ける低糖質パンミックス徹底比較!【レシピあり】

上位機種のホームベーカリーBistroは、プレミアム系も低糖質系にも対応しています。玄人も大満足の充実性能を求める方は、こちらもチェック!

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コンパクトベーカリー&パンミックスコースで選べる4種類

foodable(フーダブル)のコンパクトベーカリー&パンミックスコースで選べる専用パンミックスは、以下の4種類です。

▼写真左から(タップしてみたいところに飛べます)

※上記表の一番右、緑の「ソフト食パンミックス」は、コンパクトベーカリーSD-CB1には対応していない商品なので、このコースでは選べません。

プレーンとスイート、通常タイプと早焼きタイプの違いはどの程度あるのか?
上記4種類を実際に焼いて食べ比べレビューしていきます!

食パンミックスのメリット・デメリット

食パンミックスは、ホームベーカリーを楽しむための最高の相棒です。

食パンミックス
メリット

  • 水だけでできて手間がかからない
  • 副材料を買わなくていい
  • シンプルだからアレンジしやすい

食パンミックス
デメリット

  • 対応するモードなどに注意
  • 計量が必要な場合もある
  • アレンジしないと飽きる
▲パン作りの材料は多い
  • バターやスキムミルクなど、副材料を用意する手間がかかる
  • それぞれの計量が面倒…
  • 材料の管理も大変…

人気が高まる一方で、うまく使いこなせず「買って後悔した!」という声も多いホームベーカリー。

パンミックスは、その悩みの根本原因の「面倒くさい!」を解消し、パン作りのハードルを大きく下げてくれます

foodableでこのパンミックスを使うまでは、こういった専用品、純正品は積極的に使ったことがありませんでした。

使ってみたらそのおいしさと手軽さに仰天!まさに目から鱗でした

おすすめアレンジ例

パナソニック専用パンミックスは、シンプルだからこそアレンジパンにも好適です。

▲全てオーソドックス系のパンミックスを使用したアレンジ
  • 水を豆乳やジュースに置き換えるだけ
  • ココアや抹茶を足すだけ
  • レーズンやチョコを入れるだけ

なにかひとつを「ちょい足し」するだけで、こんなにバリエーションが広がるから、飽きずに楽しめます。

アレンジの簡単ルール

▼分量

  • 水をジュース置き換える場合…同量で置き換える
  • 粉類を加える場合…同量の水も一緒に足す
  • 具材を混ぜ込みたい場合…「具材入りモード」で後入れする

▼注意点

  • 具材は50gまで
  • つぶジャム、パールシュガー、シリアルなどの硬い具材はパンケースを傷つけるのでNG
  • 水をジュースにする場合は、腐敗の恐れがあるのでタイマー予約はNG

厳密には、加える食材によって分量は細かく異なりますが、おおまかな理解はこれでOKです。大きく失敗することはありません。

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0.6斤食べ切りサイズのコンパクトベーカリーだからこそ、失敗を恐れず気軽に挑戦できます。

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通常タイプと早焼きタイプの違い

通常タイプと早焼きタイプは、文字通り、焼き上がりにかかる時間が異なります。

商品内容としては、粉自体は同じもので、付属のイーストの量が早焼きの方が多くなっています。

通常タイプ早焼きタイプ
付属イースト2.7g2.7g+1.3g
使用イースト量付属スプーン小1付属スプーン小2
対応メニュー通常モード早焼きモード
所要時間3時間1時間50分
▲ミックス粉は同じで、イーストの量だけが違う

早焼きタイプの弱点

早焼きモードで焼いたパンは、通常よりも見た目も食味も劣ります。

早焼きタイプは、イーストの量を増やして全体の発酵を早め、通常よりも早くパンを焼き上げます。通常の3分の1以下の時間で焼き上がるのはとても魅力的ですが、よほど急ぐ場合でなければ、早焼きモードで焼くのはおすすめしません。

イースト量と使用モードの違いだけで、以下のような違いが生まれます。

▲通常:ふんわりもちもち
▲早焼き:ややパサついた印象
▲通常:ふんわり腰高で理想的な食味
▲早焼:目が詰まって高さが低い

焼き上がりはどちらもおいしいのですが、顕著にその違いが現れるのが翌日以降。早焼きパンはパサつきが目立ち、風味が落ちるのが明らかに早くなります

そうはいっても、食べ切りサイズでこまめに焼くならそこまで違いを感じにくいので、基本的には所要時間で選んでしまってOK!私も急ぐときは早焼きモードを活用しています。

早焼きパン(クイックパンモード)では、タイマー予約ができません。朝に焼き上がるようセットしたい場合は、通常タイプ(デイリーパンモード)を使いましょう。

4種類を焼いて食べ比べてみる

1. 食パンミックス SD-MIX100A

パッケージ
商品名食パンミックス
品番 SD-MIX100A
原材料小麦粉、砂糖、植物油脂、脱脂粉乳、食塩、ドライイースト(イースト、乳化剤、ビタミンC)
内容量310g(1斤分)×5袋
ドライイースト(2.7g)×5袋
備考SD-CB1対応(メニュー1 デイリーパン)

ふんわりもちもち、極めてオーソドックスな食パンです。

キメが細かく、焼き色もバランスが良い。サクッと感は控えめ、しっとり強め。

この品質の食パンが、水だけで焼けるのは本当に革命ですよ・・・!

2. 食パンミックス早焼きタイプ SD-MIX105A

パッケージ
商品名食パンミックス 早焼きタイプ
品番SD-MIX105A
原材料小麦粉、砂糖、植物油脂、脱脂粉乳、食塩、ドライイースト(イースト、乳化剤、ビタミンC)
内容量310g(1斤分)×5袋
ドライイースト(2.7g、1.3g)×各5袋
備考SD-CB1対応(メニュー3 クイックパン)
タイマー焼き上げ不可

食パンミックス早焼きタイプ(SD-MIX105A)は、通常タイプの3分の1の時間で焼きあがります。

通常タイプと同じくオーソドックスな食パンですが、もっちりしっとり感は減ってパサついた印象の焼き上がりになりました。

3. 食パンミックススイート SD-MIX30A

パッケージ
商品名食パンミックス スイート
品番SD-MIX30A
原材料小麦粉、砂糖、植物油脂、脱脂粉乳、食塩、香料、ドライイースト(イースト、乳化剤、ビタミンC)
内容量310g(1斤分)×5袋
ドライイースト(2.7g)×5袋
備考SD-CB1対応(メニュー1 デイリーパン)

食パンミックススイートは、焼き色が濃いめにつきます。おそらく、砂糖の配合がプレーンよりも多いのでしょう。

しっかり焼かれたクラスト(外皮)は、焼きたては特にサクサクで、まるでパイのよう。パンの耳のおいしさを再発見できます。

クラム(中身)はデニッシュのような「束感」があり、ほんのり甘く、そのままでも満足感があります。冷めると甘さが落ち着き、しっとりとします。

菓子パンほど甘くはないですが、焼きたてを味わうのには特に好適!ジャムやバターで食べたり、無糖のカフェオレやアイスティーを合わせるのがお気に入り。

4. 食パンミックススイート早焼きタイプ SD-MIX35A

パッケージ
商品名食パンミックス スイート早焼きタイプ
品番SD-MIX35A
原材料小麦粉、砂糖、植物油脂、脱脂粉乳、食塩、香料、ドライイースト(イースト、乳化剤、ビタミンC)
内容量310g(1斤分)×5袋
ドライイースト(2.7g、1.3g)×各5袋
備考SD-CB1対応(メニュー3 クイックパン)
タイマー焼き上げ不可

食パンミックススイート早焼きタイプは、スイートの通常タイプとほとんど味は変わりません。

番外編.ソフト食パンミックス SD-MIX62A

パッケージ
商品名ソフト食パンミックス
品番SD-MIX62A
原材料小麦粉、砂糖、植物油脂、脱脂粉乳、食塩、ドライイースト(イースト、乳化剤、ビタミンC)
内容量320g(1斤分)×5袋
備考SD-CB1非対応

最後に、こちらの緑色パッケージの「ソフト食パンミックスSD-MIX62A」。

前述の通り、コンパクトベーカリー(SD-CB1)にはソフトパン対応のモードは搭載していません。ホームベーカリーBistro(SD-MDX)をはじめとした、パナソニックの他機種に対応した商品です。

それでもこの商品も気になったので、自前のホームベーカリー(シロカ製)で焼いてみました!

▲上面はやさしい焼き色
▲耳までふんわり!

商品名の通り全体的にソフトな焼き上がり!味は食パンミックス(SD-MIX100A)と同様で、甘みはついていません。

そのままサンドイッチにするのに合いそうなやわらかさです。

久しぶりに1斤を焼きましたが、我が家にはちょっと大きい。
改めてコンパクトベーカリーのサイズ感のちょうどよさを感じました。

コンパクトベーカリーの動作について

▲排熱口はここ
▲焼成中は熱いので要注意

ホームベーカリーを使うにあたって、気になる人も多い「動作音」と「排熱」。

コンパクトベーカリーSD-CB1を実際に使ってみた感想は、「動作音はとても静か」です。

▲米粉パンを焼いている様子

拍子抜けするほど静かで、最初は動いているのか不安なほどでした。生活音の中では全く気になりません

基本性能充実!
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コンパクトベーカリーの使用上の注意点5点

実際にコンパクトベーカリーSD-CB1を使う中で、重要だと感じた注意点を紹介します。

  1. ドライイースト→粉→水の順番を守る
  2. 室温25℃以上の暖かい日は、5℃の冷水を使う
  3. ドライイーストを正しく計量する
  4. パンケースは食洗機は使えない
  5. モードや使う材料によって予約は使えない


①〜③は、パン作りの代表的な失敗原因である「イーストの過発酵」を防ぐためのポイント。

▲過発酵になったパン
▲正常に発酵したパン
▲蓋にくっつくほどふくらみ、焼き目がつかなかった

これはイーストの量を0.5g間違えて過発酵になった実例です。

イースト臭が目立ち、すが入ってパサパサ。甘みや小麦の旨味も減っています。

小難しい理論は抜きにして、「これだけ守れば大丈夫!」というところに絞って解説していきます。

1. 材料を入れる順番を守る

▲まずドライイーストから!

「過発酵」を避けるための重要ポイントの一つ目は、材料を入れる順番です。

コンパクトベーカリーでは、材料を入れる順番はドライイースト→粉→水

他の多くのホームベーカリーでは、水→粉→ドライイーストの順ですが、この機種では逆になっています。

ドライイーストは、水分に触れた瞬間から活動を始めます。この順番を守らないと、発酵ペースが狂い、失敗しやすくなってしまうため、タイマー予約を使う場合には特に厳守すべきポイントです。

「正しいタイミングで初めてイーストと水が合わさる」状態をつくるのが何より大事です。

2. 室温25℃以上の暖かい日は、氷水を使う

▲暑い日は氷水で

室温が25℃以上の暖かい日には、5℃の冷水を使います。これも過発酵を防ぐためです。

厳密に5℃にする必要はありません。氷を入れた冷水を使えばOK!

夏場以外は、常温の水で失敗することはほとんどありません。
我が家では蛇口から出る浄水をそのまま使っています。

※ビルトイン浄水器を通した、浄水用蛇口

3. ドライイーストを正しく計量する

▲ドライイーストは付属スプーンで簡単計量

ドライイーストは、付属スプーンできっちり計りましょう。

通常タイプは小さじ1杯、早焼きは小さじ2杯です。

付属スプーンは、一般的な計量スプーンとは分量が異なります。

先述の失敗例は、本来小さじ1(1g)のところ、袋の分量をそのまま半分(1.4g)にして作ってしまったとき。袋の記載と異なるので紛らわしかったですが、取扱説明書にはちゃんと書いてありました。

4. パンケースは食洗機は使えない

▲パンケース
▲回転軸

ホームベーカリーのパンケースは、食洗機では洗えません。内側だけを柔らかいスポンジで優しく洗いましょう。

  • 内側のコーティング保護
  • 回転軸に水が入るとNG

内側のコーティングは、パンの型離れを防止する以外にも、適正なこねを行うためにも重要です。

外側の回転部に水分が入るとサビの原因になります。丸ごと水に浸したりしないように気をつけましょう。

軸にこびりついたパン生地は、焼き終わったら水を入れてしばらく置いておけばふやけて取れます。毎回のお手入れに手間はかかりません。

コンパクトベーカリーSD-CB1の取扱説明書に明記はありませんが、一般的に多くのホームベーカリーでNGとされていることから、この機種でも同様に気をつけるべきポイントとしています。

5. 予約が使えないメニューがある

他のホームベーカリーでも同様ですが、使う材料やモードによっては予約は使えません。

これは腐敗を防、正しい発酵・焼き上げを行うためです。

たとえば、ブリオッシュ風食パンやリッチパンなど、牛乳や生クリーム、卵などを使うレシピは長時間常温に放置すると腐敗してしまいます。こういったレシピに対応するモードでは、予約は設定できないようになっています

コンパクトベーカリーSD-CB1で予約が使えるのは以下の5つのモードです。

焼き上げ予約が使えるメニュー
  • メニュー1 デイリーパン
  • メニュー4 ごはん食パン
  • メニュー7 全粒粉パン
  • メニュー9 米粉パン(小麦入り)
  • メニュー10 米粉パン(小麦なし)※

※米粉パン(小麦なし)は、途中で周りの粉を落とす「粉落とし」という作業があります。

寝る前に仕込んで、朝焼きたてのパンを食べたいという場合は、早焼きモードは使えません。

コンパクトベーカリーと合わせて用意しておくといいもの3つ

コンパクトベーカリーを実際に使って、あらかじめ用意しておいた方がいいと思ったものが3つあります。

  1. デジタルスケール
  2. パン羽掃除用のブラシ
  3. 袋を密閉するもの

1. デジタルスケール

コンパクトベーカリーSD-CB1は0.6斤用のため、1袋1斤用の専用パンミックスの半量を計る必要があります。

しかし、袋に入った粉の半量を正確に測るのは至難の業です。

安いもので構わないので、デジタルスケールを用意しましょう。

失敗なくパンを焼くためには正確な計量が肝心!
できれば0.1〜0.5g単位で測れるものを選びましょう。

2. パン羽掃除用のブラシ

パンを焼いたあとのパン羽は、穴の中に生地が残ることがあります。これがスポンジではなかなか取りにくい。

こういったブラシがあると、簡単に洗えて便利です。

3. ジップロックや袋クリップ

最後に、残ったパンミックス・ドライイーストの保管方法ですが、密封ができればなんでもOK

我が家では100均の袋クリップやマスキングテープで封じて、さらにジップロックに入れて常温保存しています。

  • 粉ダニの発生を防ぐ
  • ドライイーストの変質を防ぐ

パンをおいしく失敗なく焼くために、密閉保存した上で早めに使い切るように心がけましょう。

パンミックスを活用してホームベーカリーを楽しもう!

foodable(フーダブル)のホームベーカリーコースで選べる、パナソニックの専用パンミックス。シンプルな材料でコスパも良く、アレンジも効く汎用性の高さは、使えば使うほど魅力を実感できます。

ホームベーカリーをこれから使う人、うまく活用できていない人、もっとコスパ良く楽しみたい人…全ての人におすすめのパンミックス、ぜひ使ってみてくださいね。

▼この記事でレビューしたfoodableコースはこちら

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