この記事には広告を含む場合があります。
記事内で紹介する商品を購入することで、当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。

ホームベーカリー、使いこなせるかな?買って後悔しないかな?

この記事では、ホームベーカリーを使いこなすための「仕組みづくり」を提案します。
ホームベーカリーは「買って後悔した!」という声が多い調理家電の代表格です。
根本的にパン作りは手間がかかるもの。趣味で楽しんでいても、それでも面倒な作業が多く、疲れている時はやりたくないと思うことだってあります。
私は長年、ホームベーカリーを使い倒すなかで、いかにストレスフリーにパン作りを楽しむかを追い求め、有効な仕組みを構築しました。
たどりついた結論は、置き場所、計量、材料の管理の要素で、使うまでの心理的ハードルを下げること!その仕組みづくりに有効なおすすめアイテムを、5つピックアップして紹介します。
この記事を参考にして、パン作りを気軽に楽しめる環境を構築し、じゃんじゃんホームベーカリーを活用しましょう。

あなたが今よりもっと、パン作りを好きになれますように!
ホームベーカリーを使いこなす極意は「仕組みづくり」
ホームベーカリーを使いこなすために最も必要なのは、使うまでの心理的ハードルを下げる仕組みづくりです。
パン作りはそもそも「面倒くさい」?

元も子もない言い方ですが、パンを自宅で作るのはそもそも「面倒くさい」です。
しかし、それを上回る幸福感が味わえるからこそ、ホームベイカーたちは好んで粉まみれになり、時間と手間をかけてパンを焼きます。
パンをこねる。パンが膨らむ。パンが焼ける。
パン作りは、誰でも家庭で楽しめる、極上のロマンです。
手捏ね派も、ホームベーカリー派も、他でもない焼きたてパンの引力に引き寄せられて、パン作りを始めようと思ったはずです。
ホームベーカリーはパン作りを身近にする神家電

ホームベーカリーは、本来、設備・道具・技術が必要なパン作りを、これひとつで実現する素晴らしい家電です。
おまかせで毎日の食パンを焼いたり、パン生地モードで2次発酵までおまかせして成形を楽しんだり。ピザ生地を作って手作りピザを楽しむなんてことも可能です。
我が家では、3年前に購入した初代ホームベーカリーが、いわゆる「買ってよかった家電」の不動の一位!
しかし、「ホームベーカリーなんて、買って後悔した」「いらなかった」という声も多く、本当にもったいないと感じるのです。

四六時中パンを焼いているからこそ、「面倒くさい」という気持ちが、その根幹にあるのがよくわかります。
それでも買って後悔する人が多いのは「3つの心理的ハードル」が原因

私は3年間ほぼ毎日、ホームベーカリーでパンを焼いています。
そのなかで面倒に感じるポイントを突き詰めると、ホームベーカリーを使わなくなってしまう3つの理由が見えてきました。
- 置き場所に困る
- 材料の計量が面倒くさい
- 材料の管理が面倒くさい
心理的ハードル①置き場所に困る

ホームベーカリーの本体サイズは大きいです。
コンセントの場所、フタの開閉、排熱口の位置や設置条件など、置く場所に限りがあります。
多くの家庭では、キッチン家電の住所はすでに決まっています。新たに常設するスペースを捻出できないため、ホームベーカリーは使うときだけ出すスタイルになる場合が多いでしょう。


出す、しまう。たかが一手間、されど一手間。
作業量の多いキッチンでは、この一手間はまさに命取り。パンが焼けるまでの長い時間、貴重なキッチンのスペースを占有するのもネガティブポイントです。
些細に見えますが、置き場所問題こそがホームベーカリーから心が離れる原因のひとつだと、早い段階で確信しました。



我が家では、コンパクトなモデルを普段使い用に常設することで、このストレスを解消しました。
▼この機種の詳細はこちらの記事で読めます
【実機レビュー】コンパクトベーカリーSD-CB1を使って分かったメリットとデメリットを解説
心理的ハードル②材料の計量が面倒くさい


ホームベーカリーはおまかせでパンを焼き上げてくれますが、最初の計量作業だけは自分でしなくてはなりません。
パンケース(パン釜)に放り込んでいくだけですが、なにせ材料の数が多いです。
水、小麦粉、砂糖、塩、イースト、スキムミルク、バター…それぞれを正確に計量する必要があり、作業量は見かけよりずっと多いです。

パン焼きを趣味にしていても、ワクワクしません…端折りたい工程No.1です。
心理的ハードル③材料の管理が面倒くさい


材料の管理も気をつかいます。
特にイーストは鮮度を保つため、密封して冷暗所に入れなくてはなりません。粉ダニの発生も心配です。
パンを焼く頻度が低くなれば、その負担はさらに大きくなります。

水だけでできるパンミックスを活用すると、この管理の手間をまるごと省けます。>おすすめパンミックスは記事の最後で紹介しています
心理的ハードルを下げる仕組みを作れば、無理なく続く

新たに仕組みを構築するのは、言うほど簡単なことではありません。慣れ親しんだ方法を変えるのは、ストレスになります。
しかし、かかる費用や手数分に見合うだけの価値は、すぐに感じられすはずです。

いったん仕組みを作ってさえしまえば、もうあとは高速道路に乗ったようなもの。パン作りの楽しい部分だけをストレスフリーに楽しみながら、焼きたてパンのある食生活を謳歌できます。
ホームベーカリーを使いこなすためのおすすめアイテム
ホームベーカリーを使いこなすための仕組みづくりに有効な厳選アイテムを5つ紹介します。
- 置き場所問題を解決する【スリムなホームベーカリー】
- 究極のタイパを誇る【パンミックス】
- 計量の手間を減らす【デジタルスケール】
- 計量の手間を減らす【バターケース】
- 材料の管理を簡素化する【保存容器】
【コンパクトベーカリーSD-CB1】で置き場所問題を解決しよう
ホームベーカリーを持っている人も、これから購入する人も。置き場所が広く取れないならば、そもそも本体サイズが小さい機種を選んでみませんか?

思い切った提案のようですが、実はこれがかなり有効なのです。

2024年6月に新発売された[コンパクトベーカリー SD-CB1]は、0.6斤の食べ切りサイズの食パンが焼けるホームベーカリーです。
こねから焼成までの基本性能が非常に高く、安定の品質で支持されるパナソニック製。その高性能を妥協なく備えつつ、A4サイズ以下に収まるサイズ感で、狭小キッチンでも常設できます。
- 省スペースでキッチンに常設できる
⇨思い立ったらすぐ作れる - 必要十分な機能とシンプル構造
⇨パーツはパン釜だけで、お手入れが億劫にならない - 食べきりサイズの0.6斤が焼ける
⇨パンが一番おいしい瞬間だけを楽しめる
まるで炊飯器でお米を炊くような気軽さで、パン作りを可能にしてくれます。
単身世帯〜少人数家庭向けと思いきや、意外と多くのライフスタイルでニッチなニーズを満たすのもすごいところです。
- 家族の中で自分しかパンを食べない
- アレンジを気軽に試してみたい
- 子供用にグルテンフリー米粉パンを作りたい
- 自分用に低糖質パンを焼きたい
「小回りが効く」パーソナルなサイズだからこそ、できることがグッと広がります。
すでにホームベーカリーを持っていた我が家でしたが、この機種を2台目として導入して格段に自宅パンの満足度が上がりました。

常設できるメリットは想像以上に大きいです。
もちろん、デメリットや向き不向きもあります。気になる方はぜひ、実機レビュー記事をあわせてご覧ください。
▼あわせて読みたい
▼パナソニック製ホームベーカリーのその他の機種についてはこちら
【パンミックス】で計量を省いてしまおう


ホームベーカリー初心者に特におすすめしたいのが、ホームベーカリー専用のパンミックスです。
パン作りにおける面倒なことを、全て省いてしまう最強のお手軽アイテムです。
- たくさんの副材料を揃えなくていい
- 材料の管理に気を使わなくていい
- 計量作業をしなくていい
コスパよく食パンを作りたいと思っている人にとっては、パンミックスを使うと割高なのでは?というネガティブな印象があるかもしれません。
しかし、コスパのいい商品を上手に選べば、1斤あたり186円〜。タイパも加味すれば、実は手作りするのより変わらないか、それ以上にお得にパンが焼けます。

パンミックス選びには、上記のメリットを活かせるよう、以下の視点が重要です。
- 副材料の有無を確認する
⇨イチから材料を揃えるのと手間が変わらない商品もある…
⇨水だけでできて、イーストが付属している商品を選ぶのがおすすめ! - 原材料にも注目
⇨性質上、添加物が多めの商品もある
⇨小麦粉、砂糖、脱脂粉乳、塩などの最低限の原材料でおいしいものもある!
これらに該当するパンミックスの中でも、特に嬉しいメリットが多いのがパナソニック ホームベーカリー用 食パンミックス スイート ドライイースト付 1斤×5袋 SD-MIX30Aです。パナソニック製ホームベーカリー向けに販売されている製品ですが、どのメーカーでも問題なく使えます。
![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | |
商品名 | 食パンミックス | 食パンミックス(早焼きタイプ) | 食パンミックススイート | 食パンミックススイート(早焼きタイプ) | ソフト食パンミックス |
品番 | SD-MIX100A | SD-MIX150A | SD-MIX30A | SD-MIX35A | SD-MIX62A |
原材料 | 小麦粉、砂糖、植物油脂、脱脂粉乳、食塩 | 小麦粉、砂糖、植物油脂、脱脂粉乳、食塩 | 小麦粉、砂糖、植物油脂、脱脂粉乳、食塩、香料 | 小麦粉、砂糖、植物油脂、脱脂粉乳、食塩、香料 | 小麦粉、砂糖、植物油脂、脱脂粉乳、食塩 |
内容量 | 315g(1斤分)×5袋 | 315g(1斤分)×5袋 | 310g(1斤分)×5袋 | 310g(1斤分)×5袋 | 320g(1斤分)×5袋 |
備考 | 小分けドライイースト付き (2.7g×5袋) | 小分けドライイースト付き (2.7g、1.3g 各5袋) | 小分けドライイースト付き (2.7g×5袋) | 小分けドライイースト付き (2.7g、1.3g 各5袋) | 小分けドライイースト付き (2.7g×5袋) |
希望小売価格 (税込) | 1296円 | 1296円 | 1296円 | 1296円 | 1296円 |
商品リンク |
Amazon
|
Amazon
|
Amazon
|
Amazon
|
Amazon
|


ほんのり甘くておいしいスイートをまずはお試しあれ。
我が家では、凝ったパンは週末に楽しむとして、毎日の食パンはこれでサクッと作っています。コスパが最も良いのもおすすめポイントです。

我が家はfoodable(フーダブル)で、先述のコンパクトベーカリーとパンミックスをセットでサブスクしています。月額1980円で使えて、満足度が高いサービスです。
▼パンミックス5種類の実食比較はコチラで読めます

▼foodable(フーダブル)全体の詳細はコチラの記事で解説しています

【デジタルスケール】で計量の手間を減らそう
自分好みの材料を使ってパンを作る場合、デジタルスケールは必須のアイテムです。
パン作りに向いているのは、0.1g〜0.5g単位で測れるデジタルスケールです。


パン作りの計量の中でも、最もシビアなのがイーストです。上の写真を見てもらうとわかりますが、1グラム未満の計量ミスで大きな違いが生まれます。
おいしいパンを安定して焼き上げるための必要経費と考え、信頼のおけるメーカーの商品を選びましょう。
▼我が家が現在使っている商品がコチラ

▼1000円ちょっとで買えるこちらもおすすめ

【カッター付きバターケース】で計量の手間を減らそう

パン作りでバターは毎回使う材料の一つですが、これを毎日計量するのは地味なストレスです。
これを解決するのが、こちらのカッター付きバターケースです。





ピアノ線のような金属のがバターを5gずつにカットし、そのまま蓋と一体化。使う時は、ぽいぽいパンケースに入れていくだけで、計量も不要で、毎回の洗い物もありません。
導入して使ってみたら瞬間、便利すぎて思わず「早く買っておけばよかった〜!」と天を仰いだ神アイテムです。
割高なカット済みバターを買わなくてもよく、残りのグラム数が一目瞭然なので買い物のタイミングも判断しやすいです。
▼業務用450gのポンドバターに対応した大きいサイズもあります


トーストにもパッと乗せられ、料理にも活躍!本当にストレスが減る激推しアイテムです。
【フレッシュロック】で材料の管理を簡素化しよう

最後に、パン作りの主原料小麦粉の保管におすすめするのが、密封保存容器フレッシュロックです。
語られ尽くした感があるロングセラーですが、使うほどに多くの人に愛される理由を実感します。
- 広い開口部で、小麦粉を計量しやすく洗いやすい
- 角形設計で無駄なく収納
- 豊富な容量とカラー展開。キッチンにあったコーディネートが可能
- 軽くて取り回しがいい(大容量は取手付き)
- 小麦粉はゴムで縛ると取りにくい…
- ジップ部に粉がつくと密閉が甘くなる…
- 高温多湿な環境では粉ダニが怖い…
フレッシュロックならば、粉類の保管にまつわる悩みをストレスフリーに整頓してくれます。

このメリットを最大に活かすには、購入する材料にあった容量選びが重要です。以下の我が家の例と、容量一覧表を参考にして選んでみてくださいね。
▼ドライイーストの保管におすすめのスパイスボトルタイプ



一つ穴タイプと、五つ穴タイプがあります。イーストには一つ穴がおすすめです。
▼小麦粉1kgがまるっと入る


▼小麦粉2.5kgがまるっと入る


▼容量一覧表はこちらのショップがわかりやすくまとまっていました

パスタ用や、2.7L(麦茶パック用)も愛用中!
パッキン部のカラーは、グリーン・ホワイト・ブラウン。ご自身のキッチンに合うようにコーディネートできますよ。
最高のタイパ&コスパで、快適な「パン沼」へようこそ
この記事では、ホームベーカリーにまつわる心理的ハードルを深掘り、それを解決するアイテムを提案しました。
使うまでのハードルをとことん下げる仕組みづくりで、ますます快適にパン作りを楽しめるよう、役立てれば嬉しいです。どれも実際に使って効果も納得感もある商品ですので、気になった商品をぜひ試してみてくださいね。
▼お買い物をしに行く
この記事の感想やコンテンツ増強リクエストを受け付けております。下のコメント欄よりお気軽にお寄せください。